横浜市で外壁の塗り替えを検討中の方へ|屋根も同時に塗装した方がよい?判断基準を解説

横浜市で外壁の塗り替えを検討している方から、よくいただくご相談の一つが、

「外壁を塗るなら、屋根も一緒に塗り替えた方がよいですか?」

というものです。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、足場を共用できるため、別々に施工するより費用を抑えやすくなります。また、建物全体のメンテナンス時期をそろえられることも大きなメリットです。

一方で、屋根の状態や屋根材の種類によっては、必ずしも同時塗装が適しているとは限りません。

外壁は塗り替えが必要でも、屋根はまだ施工しなくてよい場合があります。反対に、屋根の劣化が進んでおり、塗装ではなくカバー工法や葺き替えが必要になるケースもあります。

この記事では、横浜市で外壁の塗り替えを検討している方へ向けて、外壁と屋根を同時施工するメリットや注意点、別々に施工した方がよいケースを詳しく解説します。


この記事で分かること

・外壁と屋根を同時に塗り替えるメリット
・同時施工で費用を抑えやすい理由
・外壁と屋根を別々に施工した方がよいケース
・屋根塗装以外の工事が必要になる状態
・メンテナンス周期をそろえる考え方
・見積もりで確認したいポイント


横浜市で外壁の塗り替えと屋根塗装を同時に行うメリット

外壁と屋根の状態がどちらも塗り替え時期を迎えている場合は、同時施工を検討する価値があります。

主なメリットは次のとおりです。

足場を一度で済ませられる

外壁塗装や屋根塗装では、安全に作業するための足場が必要です。

外壁と屋根を別々の時期に施工すると、その都度足場を設置することになり、足場代が二重にかかる可能性があります。

一方、外壁と屋根を同時に塗り替えれば、一つの足場で両方の工事を進められます。

足場は塗装工事全体の中でも一定の割合を占めるため、施工時期をそろえることで、長期的なメンテナンス費用を抑えやすくなります。


工事回数を減らせる

外壁塗装では、足場の設置、高圧洗浄、養生、塗装、足場解体など、複数の工程があります。

外壁と屋根を別々に施工すると、工事期間中の生活への影響も二度発生します。

同時施工にすることで、

・足場で建物が覆われる期間
・窓を開けにくい期間
・洗濯物を外に干しにくい期間
・工事車両が出入りする期間
・近隣への挨拶や配慮

などを一度にまとめられます。

工事による負担をできるだけ減らしたい方にとっても、同時施工は検討しやすい方法です。


建物全体の外観が整う

外壁だけを塗り替えると、屋根の色あせや汚れが目立つことがあります。

反対に、屋根だけを綺麗にすると、外壁の古さが気になる場合もあります。

外壁と屋根を同時に施工すれば、建物全体の色やデザインをまとめて考えられます。

例えば、

・外壁を明るいベージュ、屋根を濃いブラウンにする
・外壁をグレー、屋根と付帯部を黒で統一する
・既存の雰囲気を残しながら全体を整える

など、住宅全体のバランスを見ながら色を選ぶことが可能です。


次回のメンテナンス計画を立てやすい

外壁と屋根を同時に施工すると、次回の点検や塗り替え時期を管理しやすくなります。

施工時期が別々の場合、

「外壁はまだ大丈夫だけれど、屋根だけ塗装が必要」

「屋根を塗った数年後に外壁の足場が必要になった」

といったことが起こりやすくなります。

使用する塗料や建物の状態を考えながら、外壁と屋根の次回メンテナンス時期を近づけることで、将来の工事回数を減らしやすくなります。


外壁と屋根の同時施工による主な違い

比較項目同時に施工する場合別々に施工する場合
足場一度で共用できる工事ごとに必要になる可能性がある
工事回数一度にまとめられる複数回に分かれる
生活への影響一度の工事期間に集約できる時期を分けて影響が発生する
色選び建物全体で調整しやすい既存部分との調和が必要
初回の支払い総額が大きくなりやすい一回あたりの負担を分けられる
メンテナンス管理次回時期を合わせやすい部位ごとに管理が必要

同時施工には多くのメリットがありますが、一度に必要となる工事費用は大きくなります。

予算や建物の状態を確認し、無理にすべてを施工するのではなく、優先順位を決めることが大切です。


外壁と屋根は劣化するスピードが違う

外壁と屋根は同じ建物の一部ですが、受ける負担は異なります。

屋根は外壁よりも太陽に近く、強い紫外線や雨を直接受けます。夏場には屋根表面が高温になるため、一般的に外壁より厳しい環境にさらされています。

そのため、同じ時期に塗装しても、屋根の方が早く色あせや塗膜劣化が進むことがあります。

横浜市で外壁の塗り替えを行う際は、屋根も同じ塗料グレードにするのではなく、屋根側の耐候性を少し高めて、次回のメンテナンス時期をそろえる方法もあります。

例えば、

・外壁には標準的な耐候性の塗料
・屋根には一段階高い耐候性の塗料

を使用することで、次回の外壁塗装と屋根塗装の時期を近づけられる場合があります。

ただし、塗料の耐用年数はあくまで目安です。実際の劣化速度は、日当たりや屋根の勾配、周辺環境、施工品質などによって変わります。


外壁だけ塗り替えてもよいケース

外壁と屋根を必ず同時に施工しなければならないわけではありません。

次のような場合は、外壁だけの塗り替えを検討できます。

屋根を最近施工したばかり

数年前に屋根塗装やカバー工法を行っており、屋根の状態に問題がなければ、外壁だけを塗り替える方法があります。

施工時期や使用した材料が分かる場合は、点検時に伝えておくと判断しやすくなります。


塗装が不要な屋根材を使用している

陶器瓦や日本瓦など、屋根材そのものに塗装が必要ない住宅もあります。

ただし、塗装が不要でも、瓦のズレや割れ、漆喰、棟、屋根下地などの点検は必要です。

外壁塗装の足場を利用し、屋根点検だけ行う方法もあります。


屋根の状態が良好

築年数が浅い住宅や、以前に高耐久の屋根塗装を行っている住宅では、屋根の劣化が少ないことがあります。

この場合は、無理に屋根を塗り替えず、外壁を優先して施工する選択肢があります。

大切なのは、工事をまとめることではなく、必要な場所に必要な工事を行うことです。


屋根だけ先に工事した方がよいケース

一方で、外壁よりも屋根の工事を優先した方がよい場合もあります。

屋根材に割れや反りがある

屋根材の割れや大きな反りが広がっている場合、外壁より先に屋根を補修する必要があります。

劣化を放置すると、雨水が屋根内部へ入り込み、下地まで傷む可能性があります。


棟板金に不具合がある

スレート屋根や金属屋根の頂上部分にある棟板金は、強風の影響を受けやすい箇所です。

釘の浮き、板金の変形、サビなどが見られる場合は、塗装前に補修や交換を検討します。


雨漏りが発生している

天井や壁に雨染みがある場合は、塗装より先に雨漏りの原因を特定する必要があります。

雨漏りは、屋根材の割れだけでなく、防水シート、板金、外壁との取り合いなど、さまざまな場所が原因になります。

表面を塗り替えるだけでは改善しないため、調査を行ったうえで必要な補修を優先しましょう。


屋根が塗装できない場合もある

横浜市で外壁の塗り替えと屋根塗装を同時に検討していても、屋根の状態によっては塗装が適さない場合があります。

塗装は屋根材表面を保護する工事であり、屋根材そのものの強度を回復させる工事ではありません。

次のような状態では、塗装以外の方法を検討します。

・屋根材が広範囲に割れている
・屋根材の反りが大きい
・下地が腐食している
・雨漏りが発生している
・屋根材自体が寿命を迎えている
・塗装による不具合が起きやすい屋根材を使用している

このようなケースでは、既存屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法や、既存屋根を撤去する葺き替え工事が候補になります。

外壁塗装の見積もりを依頼した際に、屋根も確認してもらい、塗装できる状態かどうかを判断してもらいましょう。


外壁と屋根のメンテナンス周期をそろえる方法

外壁と屋根を同時施工する場合は、単に同じ日に塗るだけでなく、次回のメンテナンス時期も考えて仕様を決めます。

屋根の塗料を一段階高くする

屋根は外壁よりも劣化しやすいため、屋根側に耐候性の高い塗料を選ぶ方法があります。

外壁と屋根の耐久性を完全に同じにすることは難しいものの、次回施工時期を近づけやすくなります。


コーキングの耐久性も考える

サイディング外壁では、塗料だけでなく目地のコーキングも重要です。

外壁に高耐久塗料を使用しても、コーキングが先に劣化すると、補修のために足場が必要になることがあります。

外壁塗料とコーキング材の耐久性を考え、全体のメンテナンス周期を整えましょう。


付帯部の状態も確認する

雨樋、破風板、軒天、雨戸、シャッターボックスなども、外壁や屋根と同じく劣化します。

外壁と屋根を同時に塗り替える際は、付帯部も点検し、必要な箇所をまとめて施工すると効率的です。


外壁と屋根を同時に施工する場合の一般的な流れ

STEP1 現地調査

外壁、屋根、コーキング、付帯部、防水部分など、建物全体を確認します。

屋根は地上から見えにくいため、写真などを使って状態を説明してもらうと安心です。

STEP2 施工内容の決定

塗装できる部位と補修が必要な部位を整理し、塗料や施工方法を決めます。

屋根が塗装できない場合は、カバー工法などとの違いも確認します。

STEP3 足場の設置

建物の周囲に足場を設置し、飛散防止シートで覆います。

STEP4 高圧洗浄

外壁と屋根に付着した汚れ、コケ、古い塗膜などを洗い流します。

STEP5 下地補修

外壁のひび割れやコーキング、屋根材の割れ、棟板金などを補修します。

STEP6 外壁・屋根の塗装

下塗り、中塗り、上塗りを行い、必要な塗膜を形成します。

STEP7 付帯部塗装・最終確認

雨樋や破風板などを塗装し、塗り残しや仕上がりを確認します。

STEP8 足場解体・完了

周辺を清掃し、足場を解体して工事完了です。


外壁と屋根の同時施工チェックリスト

次の項目に複数当てはまる場合は、同時施工を検討する価値があります。

□ 外壁と屋根の前回施工時期が近い
□ 築10年以上が経過している
□ 外壁と屋根の両方に色あせがある
□ 外壁を触ると白い粉が付く
□ 屋根にコケや藻が広がっている
□ コーキングにひび割れがある
□ 雨樋や破風板も色あせている
□ 足場を設置する回数を減らしたい
□ 今後も長く住み続ける予定がある
□ 建物全体の外観を整えたい

ただし、地上から屋根の状態を正確に確認するのは難しいため、ご自身で屋根へ上ることは避けてください。


見積もりで確認したい項目

外壁塗装と屋根塗装を同時に依頼する場合は、見積もりの内容を部位ごとに確認しましょう。

確認項目確認する内容
足場外壁と屋根で共用する内容になっているか
外壁塗装塗装面積・塗料・塗装回数が明確か
屋根塗装屋根材の種類と塗装可否を確認しているか
下地処理洗浄・ひび割れ・サビ補修が含まれているか
コーキング打ち替え・増し打ちの範囲が明確か
棟板金釘浮きやサビの補修が含まれているか
付帯部雨樋・破風板などの範囲が分かるか
使用塗料メーカー名と商品名が記載されているか
写真報告屋根上を含めて工程写真を確認できるか
保証外壁・屋根それぞれの対象範囲が明確か

「外壁・屋根塗装一式」とだけ書かれている場合は、どこまで含まれているのかを確認することが大切です。


横浜市の外壁塗り替えでよくある質問

Q.外壁と屋根は必ず同時に塗り替えた方がよいですか?

必ず同時に行う必要はありません。

外壁と屋根の両方が施工時期を迎えている場合は効率的ですが、屋根の状態が良好であれば、外壁だけを施工する選択肢もあります。


Q.屋根を最近塗装した場合はどうすればよいですか?

屋根の施工時期が新しく、状態に問題がなければ、外壁だけの塗り替えで対応できる可能性があります。

点検時に、屋根を施工した時期や使用した塗料を伝えましょう。


Q.外壁と屋根を同時に施工すると工期は長くなりますか?

外壁だけの場合より作業量は増えますが、別々に工事するより全体の工事回数を減らせます。

一般的な工期は建物の大きさ、補修内容、天候によって変わります。


Q.屋根の塗料は外壁と同じものでよいですか?

屋根と外壁では受ける紫外線や熱の量が異なるため、それぞれに適した塗料を使用します。

同じシリーズでも、外壁用と屋根用で製品が分かれていることがあります。


Q.屋根が塗装できない場合はどうなりますか?

屋根材や下地の状態に応じて、部分補修、カバー工法、葺き替え工事などを検討します。

塗装にこだわらず、現在の屋根に合った工事方法を選ぶことが重要です。


まとめ|外壁と屋根は状態を確認してから同時施工を判断しましょう

横浜市で外壁の塗り替えを検討する際、屋根も施工時期を迎えているのであれば、同時施工には多くのメリットがあります。

足場を一度で共用できるほか、工事回数を減らし、建物全体の外観や次回のメンテナンス時期をそろえやすくなります。

ただし、外壁と屋根は劣化する速度が異なります。

屋根がまだ良好であれば、無理に施工する必要はありません。また、屋根の劣化が進んでいる場合は、塗装ではなくカバー工法や葺き替えが必要になることもあります。

大切なのは、最初から外壁と屋根の同時塗装を前提にするのではなく、建物全体を点検したうえで必要な工事を選ぶことです。


横浜市で外壁の塗り替えなら野呂美装へ

野呂美装では、横浜市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事など、住宅の外装メンテナンスに対応しています。

外壁だけでなく、屋根、コーキング、雨樋、破風板なども確認し、現在の状態に合わせて必要な施工をご提案します。

「外壁と屋根を一緒に塗るべきか分からない」

「屋根が塗装できる状態か確認してほしい」

「足場費用を含めて効率的な施工方法を知りたい」

といったご相談にも分かりやすく対応いたします。

横浜市で外壁の塗り替えをご検討中の方は、現地調査・お見積もりからお気軽に野呂美装へご相談ください。